4月より新たなスタート🌟
- 蓮水 水墨画家 女流Sumi-e artist
- 2023年5月3日
- 読了時間: 4分
こんにちは🌈蓮水です。
今日から連休ですね❣️GW、お出かけされる方も多いのではないでしょうか?😌✨
私は、、、引越しが落ち着き、
アトリエも4月末に退去してきました。
そちらの片付けも終わってスッキリしています❗️
5月より心新たに再スタートです☺️
子ども墨絵教室は既に4月より
築地の法重寺さんで
「寺子屋書画教室」と命名してスタートしておりますがやっと落ち着いたので、
これから徐々に改良を重ねてより良い教室にするために私自身も勉強していきたいと思っています。
改めて、これからの教室の方向性や取り組みについて✨
〜子ども教室の新たな試み〜
オンライン(インプット)とオフライン(アウトプット)を並行して授業行います❗️
従来の書道教室の在り方であるお手本を見て学ぶ!だけではなく、
文字のバランスの理論を学び、自分の字に自信を持ち、お手本がなくても自らの字を書けるようになること❗️
これを目標に毎月コツコツと知識と経験を積み上げてもらいたいと思っています。
〜何故インプットが大切なのか〜
ただ闇雲にお手本を写しているだけでは字は上手くなりません。
書道教室に通っているほとんどの人(大人も子供も)が「お手本がないと書けない」と口を揃えて言います。
写すことは得意になるのですが、
お手本なしで字を書いてみよう!
となると
それは書けない💦
となるのです。
自分でバランスの良い字を作り出すことが出来ない、
書道教室に通っているのにこれでは本末転倒です。
私自身も7歳から習字教室に通っていましたが、
お手本を写して先生に朱墨で直される
この繰り返しのみで
写す技術だけは上達しましたが
師範を取ってもお手本なしでは字が書けませんでした。
そして師範を取得したあとも自分の字に全く自信が持てませんでした。
そこで、師匠を変えたり、仮名を習ったりする中で文字の理論を初めて学んだときに
今まで書道教室に何十年も通って何をしていたんだ
と従来の書道教室に疑問を抱くと同時に
普通の書道教室は開校したくないと決意をしたことを覚えています。
もちろん、書道教室は
じっと座って自分と向き合う無の時間だったり、
王羲之や欧陽詢などの古代の書家から学ぶべきものや
臨書の大切さなど
沢山の良さがあります。
ただそれだけでは上手くならない!
ということは断言できるのです。
理論をしっかり学ぶ書道教室
それに加えて、
墨と和紙の織りなす世界、
日本人的美意識!侘び寂びの精神を学べる水墨画。
この2つをベースに更には
日本語の成り立ちや意味を学ぶ
これに関しては
コロナ禍で自粛期間中に
先祖の残した書や書物を読み漁ったときに「日本語の意味」に辿り着き
私がこれからの人生で追求していくものに出会えた!
私の先祖が後世に伝えたかったものを私が受け継ぎたい!
と確信しました。
話は逸れましたが、私もまだまだ勉強中ですがそういった内容を子どもたちに伝えていきたいなと思ったことが
子ども墨絵教室をやるきっかけになりました。
ただ、幼稚園生の間はなかなか難しい内容でしたのでこれから徐々に!です☺️
〜書の歴史〜
更には学校で習う書道の歴史にも疑問があります。
文字は本当に中国から入って来たのでしょうか?
ひらがなは漢字のあとに出来たのでしょうか?
日本の義務教育で習う内容に関しては
戦後書き換えられたものや、都合のいいように書かれたものが沢山存在します。
日本語とは?
ひらがな、カタカナの成り立ちとは?
時代の変化と共に、ただメディアの言うことや学校で習うことをそのまま鵜呑みにするだけでは生きてはいけないことをこのコロナの三年間で私たちは思い知らされました。
従来の組織の崩壊や再生が目まぐるしく起こり、
これからまた5年、10年で更に時代は変わります。
昭和生まれの私たち、親世代には理解できない時代に変化していきます。
子どもたちの頭脳も常識も、学校の在り方や学び方などどんどん変わっていきます。
私は今こんな時代だからこそ
日本人として
日本語の由来や日本語の素晴らしさ
先人が見て来た森羅万象の八百万の神たちとは?
などの日本古来の文化を
現代の子どもたちが学び、
日本人としての誇りや精神性を甦らせ、これからの時代に望んでほしいと願っています。
長くなりましたが
そういったお手伝いが少しでもできればと
今後も子ども教室に力を入れていきたいと思っています。
このタイミングで
法重寺でお教室が出来ること、
江戸時代に栄えた寺子屋❗️そんな寺子屋的な書画教室が出来るなんて!
私は夢のようです。
こらから子どもたちと一緒に成長していきたいと思います✨
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